SWEET SOUL RECORDSのシンボル的タイトル、SOUL OVER THE RACE VOL.1。レーベルとしては全国流通初のリリースCDであり、そのリリースが今のSWEET SOUL RECORDSをここまで作り上げたといっても過言ではない。

SOUL OVER THE RACEは、「魂は人種を越える」という意味が込められ、黒人音楽をリスペクトするとともに、SOULは彼らが限定して持つものではなく、肌の色を関係なくSOULを持ち得ることを証明し、世界基準の音楽をつくるために作られたコンセプチュアルな作品である。

このムーヴメントはソウルミュージックのアンテナ的な役割をしている各地SOUL  BARでも話題になり、クラブシーンでも市村あろ羽のLOVE LOVE LOVEが話題になった。

SWEET SOUL RECORDSがリリースしたCD作品の中でも最も多くのセールスを記録したのはSOUL OVER THE RACE VOL.1である。各法人バイヤーの方々の中には、SWEET SOUL RECORDSのコンセプトに深く共鳴をし、ノンプロモーションにも関わらず、大きく展開をしてくれた方もいる。

リリースをきっかけにアーティスト達も、カヴァーした名曲のオリジナルシンガー、例えばジョセリン・ブラウンからメールが届いたり、久保田利伸氏のコーラスに抜擢されるなど、大きく羽ばたいた。言わば様々な音楽の扉への登竜門のような存在になりつつあるのだ。

またこの反響は日本に止まらず海外でもセールスを記録。多くの海外レビューサイトにも掲載された。
米国最大のソウルメディア、SOULTRACKS http://www.soultracks.com/review-soul-over-the-race-i
英国ソウルメディア:SOULCHOONZ http://soulchoonzreviews.blogspot.com/2010/03/various-artists-soul-over-race-vol-1.html

SWEET SOUL RECORDSは「SPREAD REAL MUSIC」を合い言葉に世界から素晴らしいグッドミュージックを発掘し広めるとともに、日本から素晴らしいアーティストを発掘し世界に羽ばたかせるミッションを持っている。

東京都内で常に行われる、アンダーグラウンドセッションには宝物のようなアーティストがたくさんいて、そういうリアルなアーティストが表現をし活躍する場所が少ない現代に一石投じるのがこのプロジェクトの役割でもある。

そんなSOUL OVER THE RACE VOL.1の音を聴いた後には、来年1月25日発売予定のSOUL OVER THE RACE VOL.2をチェックしてほしい。2年ぶりにようやく登場したこのパッケージにも新しいミラクルが詰まっている。

SWEET SOUL RECORDS
SOUL OVER THE RACE VOL.1
試聴はこちらから