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研ぎ澄まされた感性が導く鮮烈なサウンドを発信し続けるUKのミュージックシーンから登場したニューカマーRuby Francis(ルビー・フランシス)。Syd、Steve LacyらOdd Future界隈が席巻するヒップホップシーンに影響を受けた若い世代が続々と台頭する中、その最先頭で圧倒的な存在感を見せつけている彼女の1stアルバム『Traffic Lights』が本日全国で発売された。

幼少期からChaka Khan、Level42、Stevie Wonderらの音楽を身近なものとして成長してきたRuby。10歳の頃、両親からキーボードを贈られると、「聴く」能力に長けた彼女は、愛してやまない様々な音楽のメロディーとコードを完璧に再現し周囲を驚かせ、ごく自然な流れとしてオリジナル曲の制作にも着手するようになる。SoundCloudで公開した”Paranoid”が13万再生を超えるヒットとなり一躍注目を集める存在となったRubyは、本格的な活動を開始してからはまだ3年足らずだが、既にDornik、Linden Jay、Shift K3y、そしてNAOのプロデューサーとしても知られるMiles Jamesなど、名だたるプロデューサーと競演を果たすまでになった。

 

 

このたび、満を持してリリースするデビューアルバム『Traffic Lights』は、Laura Mvula, The Age of L.U.N.Aらのマネジメントを担当したKwame Kwatenと共に制作が進められた。抜群のインパクトでオープニングを飾る”Fall Asleep”は今年3月に1stシングルとして先行リリースされた楽曲で、現代人ならではの恋愛事情が描かれた都会的でドリーミーなラヴソング。そのほかにも最近のお気に入りだというOdd Future、The Internet、NAO、Pharrell Williamsなどからの影響も想起させる研ぎ澄まされた感性を峻烈に表現した楽曲が詰まっている。

iTunes StoreやApple Musicでも注目のアーティストとしてプッシュされ、CDショップでも大々的な展開がなされるなど、今まさにブレイクの時を迎えようとしているRuby Francis。目まぐるしく表情を変える歌声と刺激的なビートが織りなすフレッシュなサウンドで新たな才能の登場を確信させる強力なデビュー盤を心して聴いて欲しい。

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