Get On+Agree to Disagree By Oaklyn
独特の世界観を放つ期待の新人、Oaklyn(オークリン)のデビューアルバム『 Chasing the Sun 』が10/31に発売される。
デビュー前よりコアなネオソウルファンから熱いラヴコールを浴びるフィンランドのソウルデュオ。本物のリスナーを魅了する彼らの音楽の最大の特徴は、なんといってもそのズバ抜けた音楽性である。プロデューサー兼作曲家のTammelaによって創りだされる余計な音を徹底的に排除したシンプルかつ印象的なメロディーに、ヴォーカリストIlvesの思わせぶりなハスキーで甘い歌声が溶けこんだサウンド。音の隙間をぬうように流れるオルガンが彼らの世界観を更に際立たせ、一度聞けばその心地よさにすぐに彼らの音楽の虜となってしまう。
そんなOaklynのデビューアルバム『 Chasing the Sun 』は、彼らの良さをギュッと詰め込んだ極上作。ジル・スコットのような質感のネオソウルである“Chasing the Sun” は、アップビートなトラックと、レイドバック気味のグルーヴがやみつきに。“Wai>ng” は特別な誰かを待っているという典型的なラヴソングで、グルーヴィーなベースラインに、軽やかなシンセコードがこの曲にダイヤの原石のような輝きをもたらしている。また、この曲でフィーチャーされるEkowのラップが実によくマッチするトラックを創るTammelaの幅広い音楽センスにも驚嘆。
ノルディック・アーバンソウルの雄となるべく成長を続ける彼らのとっておきのデビュー作は必聴の一枚だ。
Chasing the Sun by Oaklyn