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SWEET SOUL RECORDSが愛してやまないアーティストTess Henley(テス・ヘンリー)。幼少期から音楽に囲まれて育った彼女の音楽センスは飛びぬけており、彼女のEPを一度聞いた瞬間に大ファンになってしまった、未来のソウルシーンを担う貴重なシンガーソングライターだ。

そんな彼女のデビューアルバム『High Heels & Sneakers』が日本で世界に先駆け、2週間の先行発売が決定した。また、日本限定トラックも収録されるなど、ファンにはたまらない1枚となりそうだ。

Tess Henley – Daydreaming (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

 

まず、彼女のキャリアを見ると、そこは驚きの連続だ。

ジル・スコットやアンソニー・ハミルトンのオープニングアクトを務め、ソロ活動も始めると同時に、ソングライティングのオーディションにもエントリーを開始。2011年には、バドワイザーのグランプリで何千という応募者の中から、$25,000の賞金を見事に獲得。応募者の中には、2012年にNBC TV The Voiceで優勝したJermaine Paulも入っていたという。

前作のEP「The Appetizer」に収録されている”Boy In The Window”は、2011年のジョン・レノン 国際ソングライティングコンペティションで、トップ3に入り、SoulTracks.comのInternational Song Competitionで優勝し、映画 「Hello I Must Be Going 2012」にてサントラとしてフィーチャー。

 

Tess Henley – Boy in the Window – Live at The Showbox Market
http://www.youtube.com/watch?v=HYNMZf_VlaA

The RootsのDice Rawも彼女の歌声を聞いた瞬間、彼女の才能と歌声に心奪われた一人。Dice Rawは彼女をソウルの発信地であるフィラデルフィアに連れていき、プロデューサー仲間のKhari Mateen(The Roots, Jill Scott, J*DaVeYのプロデューサーで知られる)を紹介。
そうしてDiceとKhariが彼女のデビューアルバム「High Heels & Sneakers 」をプロデュースする契約が結ばれた。レコーディングは、著名なアレンジャーLarry Goldのスタジオで2011年の秋から2012年の春にかけて行われ、The Roots、Nas、Jay-Z、ローリン・ヒル、アース・ウィンド&ファイアなどのバックを務めた経歴をもつ参加ミュージシャン達が参加というなんとも豪華な布陣で完成された。

 

Tess Henley – (The Making of) High Heels & Sneakers, Part I
http://www.youtube.com/watch?v=xDmJWr28Yu0

 

「素晴らしいミュージシャン達と何日も一緒に仕事ができた事は、素晴らしい経験だった。皆ととても仲良くなれたし、いつでも側に感じる事のできる思い出が心に刻まれたわ」

と本人が語る名盤の誕生はソウル業界にとっても大切な瞬間であり、今後語り継がれる1枚になることだろう。

 

日本では世界より2週間先行しての、2013年4月24日に発売されるこのデビューアルバム。

一度聞けば彼女がスターダムにのしあがり、世界を席巻する姿が容易に想像できるだろう。

今後も大注目の歌姫の動きから目が話せない。

 

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