Sola-Rosa_CD

2001年のデビュー以降、絶えず変化し人々を魅了し続けるNZ発のバンド・Sola Rosa。彼らの最新作『Magnetics』が発売された。ジャンルの壁を越え絶妙に融和させたリアルサウンドがここ日本に上陸だ。

 

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キーボード/パーカッション/コンピューターを巧みに操りあらゆるビートを知り尽す男・Andrew Spraggonを中心に現在5人のメンバーがその中核を担っている彼ら。

2004年に加入したベーシストのMatt Short、2007年に加入したギタリストのBen Whiteは共にセッションで腕を磨いてきた実力派。ヴォーカリスト兼プロデューサーのCherie Mathiesonは2011年後期のツアーメンバーとしてバンドに参加している。MathiesonはMark de Clive Lowe,やDego (4hero)、Lanu (The Bamboos)、Zed Biasなどといった著名なプロデューサー、アーティストたちと共演した経験を持つ今注目の女性シンガーだ。更にUK出身のレゲエ/R&Bアーティストで、UKストリート界をリードするHip-Hopユニット・The Streetsにも参加しているシンガーソングライター・Kevin Mark Trailが加わった。

 

前作に収録された”Spinning Top”

 

バンドの核となるプロデューサー・Andrew Spraggonは、その優れた手腕で理想のビート・ミュージックへと肉迫し、彼がこれまでに手がけた作品はいずれも発表する度に多くの注目を集めてきた。 2012年にリリースされた『Low and Behold, High and Beyond』ではビッグネームから気鋭の新人まで様々なアーティストとタッグを組み、研ぎ澄まされたビートと彼らしいソウル、ファンクの色みが同居するサウンドを見事に作り上げた。

しかし決してそこで満足することはなく、新アルバムを制作するにあたり参加アーティストを一新してフレッシュで斬新なサウンドを生み出したSola Rosa。華やかなコラボレーションと多彩なジャンルの融合で高く評価されてきた彼らが放つ新作『Maginetics』は、その評判に違わない彼らの魅力を存分に味わえる一枚だ。

 

SOLA ROSA feat. NOAH SLEE “Can We Get It Together”

 

本作は、ビートを刻むシンセサイザーの上でなだらかに波打つNoah Sleeの歌声をフューチャーした”Inspired”で幕を開ける。更にHip-Hopとレゲエ・ダブが絶妙にブレンドされた”Roots and Culture”、幾重にも重なるシンセサウンドと力強いゴスペルハーモニーが印象的な”Both Of Us”など、次々と移り変わる表情にリスナーはたちまち魅了されるだろう。

ジャンルの壁を軽々と越え、全ての音楽ファンの心をくすぐる”本物”のサウンドを生み出す彼らの待望の新作、遂にその全貌が明かされる。

 

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