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テネシー州を拠点に活動するDeRobert & the Half-Truths(ディロバート・アンド・ザ・ハーフ・トゥルース)。南部諸州特有の重厚感のある赤土と汗の匂いを湛えた古き良きサウンドを放つ彼らの日本国内盤『Beg Me, Soul in a Digital World』が本日全国発売された。

 

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フロントマンのディロバート・アダムスは、アイザック・ヘイズの出生地でもあるメンフィス近郊のコヴィントン出身。この地の教会で聖歌隊として音楽人生をスタートさせた彼は、19歳になるとこの街を飛び出しマーフリーズボロのミドル・テネシー州立大学へ。ここでのちのバンドメンバーでありアメリカで本作をリリースしたG.E.D.ソウル・レコーズを設立するニック・デヴァンとデイヴィッド・シングルトンの二人との出会いを果たした。

 

熱くパワフルなヴォーカルを聴かせるディロバートをフロントに据えたバンドは、次々とJB〜ミーターズ直系の切れ味鋭いファンクサウンドを生み出し、ディープ・ファンク好きなリスナーやDJたちの耳を捉え、ついにここ日本でのリリースも決定。

 

DeRobert and the Half-Truths “Take Me Out of the Dark”

 

この度日本国内盤のリリースが決定した『Beg Me, Soul in a Digital World』には、生き生きとしたベースラインの上でダイナミックに駆け回るヴォーカルと軽妙なホーンのやりとりが痛快なタイトルトラック”Beg Me”の他、ディロバートの語り聞かせるような歌い口とクラシカルで華やかなコーラスが印象的な”Fingertips”など、往年のソウルへの敬意を込めたオマージュと言える楽曲が多数収録されている。

 

多様化する今日のミュージック・シーンにおける、ソウルの真髄に迫る見逃せない一枚だ。

 

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