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2011年にSWEET SOUL RECORDSからデビュー作を日本でリリースしたニュージーランド発のシンガーSacha Vee(サーシャ・ヴィー)。SWEET SOUL RECORDS初のオリジナルソング”Make the Change”の作詞を手がけたことでも知られる彼女が新曲”Hey Sugar”を発表した。

 

彼女のシンガーとしての才能が世に知られたのは16歳の時。New Zealand National Jazz & Blues Festivalにおいて“ベストヴォーカリスト賞”を受賞した。「年齢では考えられない歌声」 として知られ、彼女の壮大な歌声と作曲スキルには今や世界中から共演を希望する声が集まった。

そして2011年には日本でもSWEET SOUL RECORDSからEP『Sacha Vee』を発表。他にもK+Lab、State of Mind、 Benny Tones、 I.N.T、Killing Skillsといったアーティストらとプロジェクトを共にした。

 

日本でもリリースされた『Sacha Vee』に収録された”Trouble”

 

その中でも最も成功したものとしてはポーランドの伝説のヒップホップアーティストO.S.T.R.との共演があげられる。彼女は彼と共に3曲のヒットシングルを制作。O.S.T.R.自身は2つのプラチナアルバムをリリースし、Youtubeでは1500万回の再生回数を記録。チケットソールドアウトのアルバムツアーも終了したばかり。彼はSacha Veeの歌声を絶賛。その歌声を聴いた時の衝撃をこのように言及している。

「Mary J Bligeがずっと僕のお気に入りだったんだ。そう、Sacha Veeの歌声を聴くまではね。」

 

最近彼女は拠点をアムステルダムに移し、オランダ人プロデューサーのKilling Skills、Chef Redと共に次のアルバム制作に向け活動をしている。次回リリース予定となるEP “Rising One”では、ジャズやソウルのルーツに加えヒップホップやエレクトロといった新しい要素の融合を目指しているとのこと。

そんな彼女が新たにリリースした新曲”Hey Sugar”はスローでゆったりとしたトラックに、Erykah BaduとJoss Stoneを合わせたようだと表現される彼女の歌声がのるセクシーな一曲。『Rising One』の完成がますます楽しみになる仕上がりだ。

ぜひこれからのSacha Veeの活躍に期待してほしい。