ベルリン在住で、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、そして東京など、世界各地でライブパフォーマンスを行い、90年代のアメリカンヒップホップ、R&Bに独自の解釈を加えながら刺激的なグルーヴを展開するナイジェリア人シンガーソングライターWayne Snow(ウェイン・スノウ)。彼のデビュー作『Freedom TV』が4月12日に日本でリリースされることが決定した。

 

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Wayne Snowは2014年にベルリンを拠点に活躍する若きDJ/プロデューサーのMax Graefの”Rivers of the Red Planet”にボーカルとして参加。そこで響かせた見事なファルセットで一躍注目の的となった。表情に富んだ歌声で複数の楽曲に参加し成功を収めたのち、彼はMax Graefプロデュース作『Red Runner』でEPデビュー、続く2nd EP『Rosie』も、同じくMaxのプロデュース作品としてリリース。Snowの繊細で美しい歌声は、彼自身も敬愛するネオソウル界の大スター・D’Angeloと比較して語られるなど評価を高め、2015年8月にはBoiler Room Copenhagenにも出演。その他世界各国でライブパフォーマンスを行い、注目を集めている。Snowの研ぎ澄まされた音楽性には、あのGiles Petersonも注目しているという。

 

『Freedom TV』収録”FALL”のオフィシャルミュージックビデオ。霞みがかったクラシカルな映像と歌声が美しく調和した作品だ。

 

そんな彼がついにリリースするデビューアルバム『Freedom TV』はベルリン在住のプロデューサー・Max Graefを迎え、「自由」「闘争」「創造性」をテーマに制作された。バップ、ソウル、ジャズ、ハウスなど、多彩なサウンドがひしめき合う珠玉の楽曲の中で、彼は実に多彩な表情でリスナーに訴えかける。

ゆったりとしたリズムで酔わせる“Cooler”、“Fall”や、反復しながら徐々に変化するリズムパターンが病みつきになる”The Ryhthm”、スペイシーなサウンドが耳に心地良い“Nothing Wrong”など、収録された全10曲はいずれも耳の肥えたソウルミュージック・ファン納得の完成度に仕上がっている。

また本作の特設サイトも開設されており、こちらも『Freedom TV』というタイトルに則りユーモアに溢れた感性を見せておりチェックしてみて欲しい。

 

 

優しく妖艶な歌声と魂に染み付いたグルーヴ、抜群の表現力で魅せるWayne Stone。世界が注目する才能と実力を持つ彼の記念すべきデビュー作は2017年を象徴する一枚となり得る革新作だ。ぜひその耳で確かめてほしい。

 

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