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オーストラリア出身のシンガーソングライター/プロデューサー・James Chatburn(ジェームズ・チャットバーン)。James BlakeやJohn Legendなどを彷彿させる音楽性と歌声で称賛される彼の初のフルアルバム『Damen』が本日全国発売された。

知る人ぞ知る音楽大国オーストラリアで生まれ、2015年から2016年にかけて活動の拠点をドイツ・ベルリンへと移したJames Chatburn。彼が古いオフィスビルの小さな一室から発信する楽曲は当時極僅かだったにも関わらず、耳の早いリスナーたちの脳裏に「次世代を担うアーティスト」としてJames Chatburnの名前を刻むに十分なインパクトを与えた。

 

 

ベルリン滞在中にはThe Internetのドイツツアーのサポートを務め、ゲスト招待されたRed Bull Music AcademyのBass Camp 2017ではオーストラリアを代表するヒップホップバンド・Hilltop Hoodsのシングル“Higher”にヴォーカリストとして参加するなど飛躍を遂げている彼にとって初となるフルアルバム『Damen』がついにリリース。John LegendやJames Blakeといったアーティストと比較されることも少なくない音楽性に加え、シンセサイザーやエフェクトを多用したJamesならではの世界観は同時代を駆け抜けるクリエイターたちからの注目も熱く、本作においてもJordan Rakei、Dizz1、Frank Nitt、XOといった現在第一線で活躍中のアーティストたちとも次々競演を果たしている。

 

 

本作では恋愛やセックス、悲しみといったテーマから資本主義にまつわる主張まで、Jamesは刺激的なサウンドを伴いリスナーを自らの脳内へと導いてゆく。#1“Creator”は、ダークなサウンドと重厚なビートが絡み合い、複雑な層を形成しながら瞬く間にリスナーをアルバムの世界へと引きずり込むオープニングに相応しい衝撃的な一曲。重なり、繰り返される中毒性の高いヴォーカルにも彼の強いこだわりが感じられる仕上がりとなっている。#6“Omens”では壮大なストーリーを感じさせる深い響きと余韻が楽曲全体を支配しており、その中でまるで語り部のように切々と歌い上げるJamesの歌声がカリスマ的な存在感を見せつけている。

バンドスタイルのパフォーマンスとエレクトロニカ要素を強調したアレンジ、リズミカルでソウルフルなサウンドを融合させ、ローファイでインディー感のある世界観を前面に押し出した本作『Damen』はマストチェックの1枚だ。

 

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