ワシントンD.C.に生まれUKに育ち、現在はベルリンを拠点に活動するシンガーソングライター/プロデューサー/マルチインストゥルメンタリストのOlivier St. Louis(オリヴィエ・セント・ルイス)。彼のソロ作、EP『Black Music』(2015)と『Ever Since The Fall』(2017)をミックスし限定ボーナストラックを追加収録したアルバム『Road to St. Louis』が、本日全国発売された。

 

幼少期をUKの寄宿学校にて過ごし様々な文化に触れた彼は、ヒップホップ、R&Bからガレージ、ブリティッシュ・ロックに到るまで幅広い音楽への造詣を深めていった。その後オックスフォード大学でバイオサイエンスの学位を取得し科学者としての道を歩み始めるも、音楽への情熱を抑えきれず2006年には「Olivier Daysoul」名義で1stアルバム『kilowatt』をリリース。同名義でOnra、Bibio、Hudson Mohawke、Oddiseeをはじめ多彩なアーティストとコラボレーションを果たした彼は、ついに音楽の道に専念することを決意。

 

 

仲間との深夜のギターセッションを続けるなかで新しい展開を模索したOlivierは、遂に新たなサウンドスケープにたどり着いたと言う。そして、自身のブルース、ロック、ファンクへの深い愛情に気づいた彼は、より自分自身と深く向き合うべく、アーティスト名をニックネームの「Daysoul」から本名の「St. Louis」へと改名。フューチャリングゲストとしての活動を縮小させる代わりに、自ら作曲し、またほぼ全ての演奏にも着手するようになった。

そんな彼が、歌だけでなく演奏の殆どを自ら担当し、またアルバム全体のプロデューサーとして、R&Bというキッチンを舞台に、香ばしく、ほろ苦く、とろけるように甘い夢のフルコースを演出し完成したソロ作をミックスした『Road to St. Louis』はまさにOlivier St. Louisの感性を1枚で感じられる傑作。その抜群のセンスはディープなリスナーをも圧倒し、新鮮な驚きで満たすだろう。

 

 

“Ain’t Cool”は、Curtis Mayfieldを彷彿とさせる痛快なサウンドとグルーヴで瞬く間にリスナーの心を鷲掴みにする、オープニングを飾るに相応しいナンバー。続く“Dog in Man”では、甘美なヴォーカルとJ Dillaを思い起こさせる鋭いドラムチョップが人々を90年代後半の刺激的なミュージック・シーンへと連れ出してくれる。さらに“Handlin’ Biz”でOlivierはディープな80’sファンクを展開。ロマンチックでスピリチュアル、グルーヴィーでメロディアスという絶妙なバランスで人々を魅了するその才能には、今世界中から注目と期待の視線が注がれている。

「妥協も、手加減もしない。在るのは自分だけだ」そう話すOlivierの強い眼差しが見据える先には、きっと誰もが驚く新しい音楽の喜びが広がっているに違いない。 ブルース、R&Bの影響を強く受けたサウンドと、甘くスモーキーで、時に燃え盛る炎の如く情熱的な歌声が交差する、2017年を代表する必聴間違い無しの一枚の登場だ。

 

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