UK・ロンドンを拠点に活動するトリオバンド・Radiant Children(ラディアント・チルドレン)の1stアルバム『There’s Only Being Yourself』が2020年12月11日(金)に配信されることが決定。

Radiant Childrenは2016年にボーカル・Fabienne、プロデューサー・Tyler、マルチインストゥルメンタリスト・Marcoによって結成。Tylerはlophiile名義でZeddやBTS、H.E.R.といった豪華アーティストの楽曲プロデュースやリミックスを手掛けており、その名前はデビュー前からシーンで広く知れ渡っていた。

2018年にEP『Tryin’』をリリースすると、アメリカの公共ラジオNPRが「我々に音楽を世に届けるという使命を改めて強く感じさせてくれた」と絶賛した他、HIGHSNOBIETYやCLASHなど多数のメディアで取り上げられ大きな話題となった。本作は『Tryin’』以降にリリースされた3枚のシングルも収録しており、中でも80sフレーバーのあるギターリフがどこか懐かしさを感じさせてくれる心地よいポップソウル“Sky Mind”は、HBOの人気ドラマシリーズ『Insecure』に起用され、ドラマ公式Spotifyプレイリストにもピックアップされるなど早くも反響を呼んでいる。“Rare”はボーカル・Fabienneのハスキーで甘美な歌声を存分に堪能することができるアダルトなスロウR&B。往年のUKソウルを彷彿させるスムースなトラックで聴く者を一気にムーディーな世界に誘ってくれる。

2019年にはNiles Rodgersがキュレーターを務めた「Meltdown Festival」やPharrell Williams主催の「Something In The Water」、Tyler the Creatorの「Camp Flog Gnaw Carnival」などの名だたる大型フェスに出演し、UKを飛び出し全世界にて着実にその名が広がっているRadiant Chlildren。彼らはルーツとしてMarvin GayeやAretha Franklinのようなソウルレジェンドを挙げているが、ただオールドスクールなサウンドをなぞるのではなく、現代のエッセンスを大胆に取り入れ新時代のサウンドとして成立させることを目指している。懐かしさと真新しさという相反する要素を絶妙なバランス感で掛け合わせ、次世代のソウルバンドとしてシーンにおいて頭角を表している彼らの音楽が、2020年代のニュースタンダードになり、ソウル/R&Bの歴史において確かな爪痕を残すことは間違いないだろう。