プロデューサー・シンガーのDre King とKenny Allenで構成されるエチオピアのデュオDre Kay(ドレ・ケイ)。彼らのフルデビューアルバム『 Common Thread 』が明日(2/21)、ついに日本でリリースされる。
今年の夏に発表した「FromTheVault EP」と、シングル“Longing for Tomorrow”に続いてようやく完成した今作。この1枚の全ての楽曲には、あらゆるR&Bフリークが好きな何かが入っていると分かるだろう。
例えばStevie Wonderのようなテイストのオープニングトラック “Inner Peace”、Musiq SoulchildやDweleなどを彷彿させる王道R&Bのコーラスワークの後ろで響く、あえてローファイさを強調したバンドのレイドバック感が心地よい“Lazy Sunday”に、“Feel Good Thang。そしてどこかアラビアンな空気を感じるタイトルトラックの”Common Thread”。いずれもベースにはR&B全盛期のサウンドを感じさせながらも、HIP-HOPを始め多くの音楽や文化の影響を受けた秀逸な楽曲達が収録される。
13 (Where Did it All Go?) – Dre Kay
R&Bトップチャートに多くの商業的楽曲が並ぶ中で、アンダーグランドで実力を培ってきた彼らのようなアーティストと出会えた事は幸運としか言えないだろう。
80以上の民族が暮らすエチオピア独自の多様な文化と、時代もジャンルも超えた多様な音楽から受けた影響を見事に融合させた注目のデュオDre Kay。
R&B全盛時代のサウンドに新鮮な響きを加え、リスナーを虜にする彼らがR&Bチャートを席巻する日も近い。
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Longing for Tomorrow – Dre Kay
