Rebekka_Ling-CD_mini

8/7、Kyoto Jazz MassiveやUFO、Mondgrossoファン要チェックのクラブジャズがここ日本で発売となる。

その注目盤の歌い手は、確かな実力とセンスを持ち合わせたオランダ最高峰のNu Jazzディーヴァ、Rebekka Ling(レベッカ・リン)。90年代に隆盛したクラブミュージックに、クラシックソウルやジャズからの影響を感じるアプローチが要所に登場するどこまでもスムーズに流れるトラックは、クラブでかかれば一瞬でフロアをロックしてしまう注目シンガーだ。

彼女はUFOやKyoto Jazz Massiveなどが築き、完成したと言われたクラブミュージックを新たなステージへ引き上げ、新時代のニュークラブジャズとして鮮やかに蘇らせている。そんな彼女が作り上げた最高傑作が『Travel Light』だ。

 

‘Fly Away’ – Rebekka Ling & Band Live

 

プロデューサーにFrank McCombのベーシストGlenn Gaddum Jr.、ドラマーにはGiovancaのバックドラマーを勤めるTim Dudekを迎え、”All I Know”(#1)や“Fly Away”(#3)を筆頭に、細やかなリズムとうねるベースライン、スムースな歌声が絶妙に絡み、自然と体が動き出してしまうグルーヴ感を生み出している。

また、ところどころにちりばめられたやや湿度の高い楽曲達が、アルバム全体に漂うポジティブな感情を際立たせ、雨上がりの空のような清々しさをもたらしている。繰り返されるギターフレーズと重なるホーンが切なさを感じさせる“Missing You”(#8)やスムースで空間に広がりを持たせるコーラスワークが印象的な”Without Love”(#10)などが効果的に配され、この作品の世界観を十二分に深く感じさせてくれる。

オランダ最高峰のNu Jazzディーヴァ、Rebekka Lingが率いるクラブジャズ新時代が到来する。

 

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