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あらゆる楽器を弾きこなし、常に新たなスタイルを探求する姿勢に21世紀のCurtis Mayfieldと呼ばれるQuentin Moore(クエンティン・ムーア)。彼の最新アルバム『You Forgot Your Heart』が本日(5/7)全国発売となった。

デビューアルバム『Vintage Love』で完成されたかに思われた生音ヴィンテージサウンドの魅力はそのままに、更に多彩になった音楽性を見せる最新作には既にCDショップバイヤーなどからも賞賛の声が上がっており、要チェックの作品に仕上がっている。

 

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テキサス州オースティン生まれのQuentinは、シンガー、ギターやピアノ、ドラム、ベースに至るまで弾きこなすインストゥルメンタリスト、ソングライター、プロデューサーと数多の顔を併せ持つ超マルチアーティストだ。Erykah Baduの”Orange Moon”などを手がけたGeno Youngをはじめ、Innercity All StarsやAngela Blairなどとも共演を果たしている。

教会でソウルの耳を培ったという彼は大学に入るとJazzにも傾倒するなど、常に真摯に音楽に向き合い、上質なものをどんどん取り込む姿勢とそれを可能にする超人的な才能からCurtis MayfieldやMarvin Gayeなどにも例えられる。そして徹底的に生音に対するこだわりを見せ、デビュー作『Vintage Love』は”極上生音ヴィンテージサウンド”と称され、日本でも話題を呼んだ。

 

Vintage Loveに収録された”Sno-Flakes”

 

そして今回全国発売された最新作『You Forgot Your Heart』では、2013年話題を呼んだ歌姫Tess Henleyをフィーチャーするなど、更に深く彩り豊かに進化した音楽性を披露してくれる。

Donny Hathawayらが持つ魂を揺さぶる泥臭さとRH Factorを思わせるクールさを併せ持つと形容されるサウンドは、過去の偉人達への敬意を抱きながらも常に未来を見据えていて、一度聴けばその高い音楽性と深いグルーヴ感がリスナーを捉えて離さない。電子音やサンプリングが大きなウェイトを占める現代の音楽において徹底的に生音にこだわるその姿勢は彼の”SOUL”に対する強いこだわりを感じさせる。

 

 

こちらに収録されている“Natural Sista”は UK Breaking Artists Independent Chartsでナンバーワンの座に輝き、本作自体もUK Soul Chartsの第3位の座を占め、本国アメリカでの人気も上昇中。超人的な才能を持つQuentin Mooreがここ日本で放つ注目のアルバム『You Forgot Your Heart』は要チェックだ。

 

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