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テネシー州を拠点に活動するDeRobert & the Half-Truths(ディロバート・アンド・ザ・ハーフ・トゥルース)。南部諸州特有の重厚感のある赤土と汗の匂いを湛えた古き良きサウンドを放つ彼らの日本国内盤『Beg Me, Soul in a Digital World』が6/17に日本で発売される。

 

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DeRobert and the Half-Truthsのフロントマン・DeRobert Adamsは、テネシー州・ナッシュビルから200マイルほど西に行ったところにあるメンフィスの準郊外で教会の聖歌隊の一員として音楽人生のスタートを切った。2000年、19歳になったDeRobertは、家族の反対を押し切りスーツケースに荷物をまとめてマーフリーズボロの夜へと飛び出した。この街にあるミドルテネシー州立大学で、彼は後のG.E.D.Soul Recordsの創立者でありThe Half-Truthsのメンバーとしても活動を共にすることになるNick DeVanとDavid Singletonの二人と出会いを果たす。

DeRobert & the Half-Truths名義での処女作となる7inch”Fallen’ In Debt”は2008年にリリースされ、さらに”Wake On Up”、”Too Busy”という2枚のEPも相次いで発表された。そしてこれら気骨ある作品群によって彼らは、耳の早いブラック・ミュージック・リスナーやソウルDJ等の心を瞬く間にがっちりと掴んでみせた。

 

 

この度日本国内盤のリリースが決定したDeRobert & the Half-Truthsの『Beg Me, Soul in a Digital World』には、生き生きとしたベースラインの上でダイナミックに駆け回るヴォーカルと軽妙なホーンのやりとりが痛快なタイトルトラック”Beg Me”の他、DeRobertの語り聞かせるような歌い口とクラシカルで華やかなコーラスが印象的な”Fingertips”など、往年のソウルへの敬意を込めたオマージュと言える楽曲が多数収録されている。

多様化する今日のミュージック・シーンにおける、ソウルの真髄に迫る見逃せない一枚の登場だ。6/10にはiTunesなどでデジタル先行発売、6/17にはCDが全国発売。ぜひ注目していただきたい。

 

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