2015年11月21日、Nao YoshiokaのRising Japan Tour 2015ファイナルが行われたこの日から遡ること15年。2000年の11月21日にリリースされたのが、ネオソウルクイーンErikah Badu(エリカ・バドゥ)の2ndアルバム『Mama’s Gun』だ。
この歴史的名作のリリース15年を記念するとともにエリカへの熱いリスペクトを示すカバーをColumbia Nights(コロンビア・ナイツ)が発表した。カバーした楽曲は2001年のグラミー賞でベストR&Bソングにノミネートされた”Didn’t Cha Know”。なお上記SoundCloudより無料ダウンロードもできる。
J Dillaプロデュースによる原曲ではくっきりと刻まれるビートにふわふわと浮遊する効果音が重なり、バドゥのスモーキーでセクシーな歌声が存分に活かされていたものが、今回のカバーではビートを抑えてよりスムースに仕上げ、また少し違った表情を見せている。聴き比べてみて欲しい。
また、今回このカバーを発表したコロンビア・ナイツは、アルバム『In All Things』をSWEET SOUL RECORDSからリリースしている。この中で三人は、ソウルからフュージョン、Hip-Hop、エレクトロニカに至るまで広範囲に渡る影響を思わせるサウンド、ジャンルを超越した世界観を見せており、過去の偉人たちへのリスペクトと進化を続ける音楽の両方を感じられる作品だ。ぜひこちらもあわせてチェックしてみて欲しい。
