ソウル・ミュージックのメッカ、フィラデルフィアから登場した注目のコレクティヴ・Killiam Shakespeare(キリアム・シェイクスピア)Steve McKieとCorey Bernhardの二人を中心に実験的なサウンドを展開し、フィラデルフィアで高い人気を誇る彼らの最新作『A Town Called Elsewhere』の日本国内盤が2018年10月31日(水)に発売されることが決定した。

 

 

Killiam Shakespeareの中核を担う一人、Steve McKieはフィラデルフィア出身のドラマー/プロデューサー/ソングライター。Questloveを始め数多くのレジェンドに師事を仰ぎながら音楽を学び、キャリアをスタート。Prince、Jill Scott、Common、Joss Stoneといったトップアーティスト達と次々に共演の機会を得るようになり、シーンで欠かせないプレイヤーへと成長した。その傍らでプロデューサー/ソングライターとしてのキャリアも積み重ね、米レコード協会のゴールドディスクを獲得したJill Scottの『The Real Thing: Words and Sounds Vol.3』、2015年にBillboard Top 200で1位を獲得した『Woman』の収録曲など数々のプロデュースを手掛け、第一線で活躍し続けている。

 

 

もう一人の中心メンバー、Corey Bernhardはマサチューセッツ出身でハーバード大学を卒業したピアニスト/キーボーディスト。極めて高い演奏力と繊細なタッチは多くのアーティストから信頼を集め、Bilal、Talib Kweli、Snarky Puppyなどのトップアーティスト達と活動を共にしている。またここ日本においては、Nao Yoshiokaのアメリカでのバックバンドメンバーも務めていることでも知られている。

この二人を中心にフィラデルフィアで実力派アーティストを迎えて活動を続ける彼らにとって2枚目となるアルバム『A Town Called Elsewhere』は、複数のジャンルをブレンドした独特のビートとオーケストラルなサウンドを凝縮した一枚。Bilal、DJ Jazzy Jeff、Amber Navran (Moonchild)、Chris Turnerなど豪華なゲスト陣も迎え、何度聴いても新鮮な響きを感じさせてくれる作品だ。

 

 

影響源にMiles Davis、Herbie Hancockなどジャズの巨匠から、Jimi Hendrixなどブルースのレジェンド、さらにはQuentin Tarantinoなど音楽外の巨匠も挙げる彼ら。その豊富なバックグラウンドから生み出される一つの到達点ともいえる音楽は一聴の価値ありだ。

 

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