ミュージシャン、作曲家、映画やラジオのプログラマー、モデルなど多面的な活動をしているContour(コントゥアー)が、ロンドンの気鋭レーベル〈Touching Bass〉からニューアルバム『Onwards!』を本日リリース!
(※SWEET SOUL RECORDSからのリリースではありません)

Contour『Onwards!』
各種配信&LP購入はこちらから → https://venice.lnk.to/onwards

 

ミュージシャン、作曲家、映画やラジオのプログラマーなど、多面的な活動をしているContourこと現在27歳のKhari Lucas。数ある顔の中で、音楽表現に傾倒したプロジェクトをContour(コントゥアー)と称し、2014年に活動を始動。

 

■Toro y MoiやMNDSGN、keiyaAら注目アーティストとのコラボレーション歴
これまでにリリースした『Weight』(2020年)『Love Suite』(2021年)は、ソウル、ヒップホップ、サイケデリックロックの影響を受けた、内省的かつ鮮やかなイマジネーションに浸ることができる彼の名刺代わりの作品として話題となった。
その後、Toro y MoiやMNDSGN、Pitchforkが次世代を担うアーティストとして注目する【Pitchfork’s 25 Next】にも選出されたkeiyaAののライブサポートや、ロンドンのNTS RadioやニューヨークのThe Lotへの出演など、アメリカとヨーロッパを行き来し、精力的な活動を続けてきたContour。

 

■話題沸騰中のシングルカットと自ら監督もしたクールなミュージックビデオ
そんな彼がロンドンの気鋭レーベル〈Touching Bass〉から8/17にリリースしたシングル「Hearing Voices」は、10.4 ROGを共同プロデューサーに迎え制作され、サンプリングをベースに構築したコンテンポラリーなスタイルとローファイなビート、Contourの深いヴォーカルが甘美に溶け合った楽曲。「Alternative R&B」や「Fresh Finds R&B」といったビッグプレイリストにも掲載され注目を集めている。
9/7にリリースされたシングル「Repossess」は、LAのビートメーカーSwarvyがプロデュースした楽曲で、サンプリングギター、レコードノイズ、Contourのレイドバックしたヴォーカルによるスモーキーなサウンドに、シカゴを拠点に活動する女性ラッパーSemiratruthのラップが心地良く絡む。Contour自ら監督もしたミュージックビデオもそれぞれ公開され、楽曲の世界観をクールに演出している。

 

■過去から現代までのブラックアートの旅を描いたエモーショナルなアルバム『Onwards!』
コロナ禍の2020年、Contourはブラックアーツムーブメントに関わる詩人、作家、理論家たちの作品(参考文献)を読むことに多くの時間を費やした。80年代のLAリベリオン映画などもインスピレーションの源になったという。また、元々サンプル音源の整理のために購入したRolandのSP-404は、様々な音声で構成された彼の個人的なオーディオダイアリーとなり、集めた膨大なサンプルを土台に、Swarvyや10.4 ROGとの共同制作によるサンプルも加わり、彼のサンプリングベースの制作スタイルと作曲技術の高い完成度での融合が『Onwards!』​​​​​​で実現した。
アルバムに収録された12曲は、ソウル、エレクトロニクス、アーカイブ(サンプリング)を核に、ブラックアーツムーブメントの記録音声や参考文献を介した先人たちからの影響と自身の作品との対話を試みた、過去から現代までのブラックアートの旅を描いている。
多面的な才能を持つContourが音楽という媒体を介して表現するアート『Onwards!』をぜひチェックしてほしい。

 

Contour『Onwards!』
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