Soia

世界各地で磨いた音楽性とエレガントな歌声で魅せる歌姫が登場
オリエンタルなムードと鋭いビートが交錯する注目の最新盤

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オーストリア・ウィーンを拠点に活動するシンガー・Soia（ソイア）。地元のフュージョンバンド・Cakoonのヴォーカルとして音楽活動を開始した彼女は、定期的なライブ活動に加え、「Austrian World Music Awards in 2005」への出演を果たしたことで一気に頭角を現した。同バンドの解散後、ソロシンガーとしての新たなチャレンジを決めたSoiaが出会ったのが、ジャズ・ピアニスト兼ビートメイカーとして活動するMezことDaniele Ziplin。Raashan Ahmadのアルバム『Ceremony』を手がけた彼は、音のニュアンスに対して殊に厳格な人物として知られている。SoiaとMezは共に「完璧なビート」を追求し、Billie Holidayが抱える哀愁やJ Dillaの激烈なビート、Drian Concept的なサウンドの奥行きを取り入れながらジャズ～フューチャーソウルの新鋭として今日も積極的な創作活動を続けている。台湾に生まれ、アメリカ、南アフリカ、そしてウィーンと世界各地を渡り歩いた歌姫・Soia。彼女が各国で吸収した色とりどりの文化はウィーンという受け皿の中で見事に溶け合い、独自の表情豊かな音楽性へと導かれている。ジャズからヒップホップ、そして昨今注目を高めているドリーミーなエレクトロ・ソウルのテイストを掛けあわせたトラックと、Soiaの優美な歌声が起こす化学反応は新たな刺激を求め続けるリスナーたちを圧倒するはずだ。ソウル・ミュージックの可能性を求め続ける歌姫の快進撃から、目が離せない。