Nao Yoshiokaのデビューアルバム『The Light』が本日(11/13)ついに発売され、全国各地のCDショップに彼女のアルバムが並ぶこととなった。また、iTunes上でも本日リリースとなり、いよいよ彼女が本格的に全国デビューを果たす。
『The Light』をオフィシャルショップでチェックする
Nao Yoshiokaと我々SWEET SOUL RECORDSの出会いは彼女がアメリカから帰国した後のこと。2010年から1年半ニューヨークに単身渡り、アポロシアターのアマチュアナイトで準優勝しトップドッグへ進出、アメリカ最大規模のゴスペルフェスで4万人の中から選出されるなど輝かしい経歴をその身に刻み帰国した彼女が”A Change Is Gonna Come”を歌っているところに遭遇したのが始まりだ。
「変化はきっと訪れる」
そう願い歌う彼女に我々が抱いた想いは、当時の彼女のそれとは少し違うものだった。
「変化は自ら起こせばいい」
そして彼女ならそれが出来る。そう感じ、制作されたのがSWEET SOUL RECORDSにとっても初となるオリジナルソング”Make the Change”だ。Sacha Veeが作詞で参加するなど世界を巻き込んだ音楽制作を行った初めての経験となった。
Nao Yoshiokaにとって契機となったMake the Changeのミュージックビデオ
ここからMake the Change Projectは始まり、そして最終的に『The Light』には5ヶ国のアーティストが参加し、アメリカ、オランダ、日本の3ヶ国でレコーディングも行われる世界規模での制作が行われることとなった。
アメリカでは、オバマ大統領の前でもパフォーマンスを行った経験を持つソウルシンガーBrian Owensが3曲の楽器録音を担当し、2013年12月に来日するHip-HopバンドThe Rootsのバックコーラスを務めた経験を持つDani Elliottとオーストラリア出身アーティストORLY、2人のシンガーソングライターが共作し楽曲提供。Brian OwensとORLYは8月に行われたアメリカでのショートツアーでも共演及びツアーコンダクターとしてライブブッキングなど力を貸してくれた。
Brian Owensと共に行った米ツアーの模様
オランダではNo.1ソウルクイーンの呼び声が高いShirma Rouseが3曲の楽器録音を担当。彼女がオランダでのレコーディングで見せたアーティストとしての実力と周囲を惹き付けて止まないその人柄にNaoもすっかり魅了されてしまった。そして日本では、MISIAのバックバンドでもベーシストを務める息才隆浩やキーボーディストKaz Katoなど日本の音楽シーンを牽引するミュージシャン達に加え、Jose Jamesバンドのトランぺッターとしても活躍するTakuya Kurodaもレコーディングに参加。
そうしてNao Yoshiokaを中心に世界のソウルアーティスト達が繋がれ完成した『The Light』におさめられた曲は下記の通り。
【TRACK LIST】
01.Feeling Good
02.The Light
03.Spend My Life
04.At Last
05.A Change Is Gonna Come
06.Certifiable
07.I’m Not Perfect
08.Make the Change feat. Shirma Rouse(Album Ver.)
09.His Eye Is on the Sparrow
【Bonus Tracks】
10.Make the Change(Original Ver.)
11.Ain’t No Mountain High Enough(Live)
彼女との出会いの曲でもある”A Change Is Gonna Come”、彼女にとってきっかけとなった”Make the Change”、Brian Owensが作曲しシングルカットもされた”Spend My Life”、そして音楽が彼女に照らした一筋の小さな光を示した表題曲”The Light”など、いずれもNao Yoshiokaの、そして世界のソウルアーティスト達の魂がこもった全11曲が収録されている。是非、このアーティスト達の熱に触れて欲しい。
シングルカットされた”Spend My Life”のミュージックビデオ
そしてNao Yoshiokaの活躍はこのアルバム発売で終わることはない。12/6には代官山LOOPでレコーディングメンバーを中心にしたリリースパーティを行うことが決定しているばかりか、アメリカやフランスなどでのアルバム発売、そしてツアーを行うことも今後計画されている。
日本から世界へ。
まさに今日この瞬間、彼女はようやくスタートラインに立った。どこまでNao Yoshiokaというシンガーが飛翔するのか、これからのNao Yoshiokaの活躍に注目していて欲しい。