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カンザスシティに生まれ、パリを拠点に活動を続けるKrystle Warren(クリスル・ウォーレン)。彼女の最新作『Three the Hard Way』が本日発売された。

Krystle Warrenは2009年のデビューアルバム『Circles』は各方面から高い評価を受け、BBCの人気番組「Later… With Jools Holland」で見事なパフォーマンスを披露し話題を呼んだシンガーソングライター/マルチインストゥルメンタリスト。2011年には2ndアルバム『Love Songs』をリリース。英国新聞「The Guardian」は同アルバムについて「2011年のベストアルバムのひとつ」と絶賛している。また2013年にはカンヌ映画祭のオープニングセレモニーに招待され、名画『The Color Purple』で知られるQuincy Jonesの名曲“Miss Celie’s Blues”を歌い注目を集めた。

 

 

彼女の音楽、そして歌声を既存の枠組みに当てはめて解釈するのは決して容易ではない。フォーク、ジャズ、ゴスペル、ソウル、ブルース、ファンク、ポップなど様々な要素を内包しつつも一切無駄のない、究極に洗練された音の粒と、ジャジーでスモーキー、かつエレガントな歌声で届けられる魂のメッセージは、聴く者の心に深い感動を与えるに違いない。

そして待望の最新作『Three the Hard Way』を通じてWarrenは、フォーク、ジャズ、ゴスペル、ソウル、ブルース、ファンク、ポップなど様々な要素を内包しつつも一切無駄のない、究極に洗練された音の粒と、ジャジーでスモーキー、かつエレガントな歌声で魂のメッセージを届ける。

旧約聖書の物語をブルース調のサウンドで再構築した”Nae-Nae and Ruthie”や、大切な人を信じること、疑うことを赤裸々に綴った“I Hope He Comes Back”、激しい痛みを伴う黒人コミュニティの史実をテーマとした“Red Clay”など、Warrenは常に大胆な言葉を用いてリスナーに問いかける。暴力や不正、不安について声を挙げ、誰もが本来持ってしかるべき個々の権利について、彼女は常にストレートに訴え続けている。

 

本作のリリースにあたりWarrenは、長年の友人であり、D’Angelo、Emily Kingの作品をも手掛けたグラミー賞プロデューサー・ Ben Kaneとタッグを組み、もたらされるべきサウンドを実現すべく制作に没頭。そうしてパリ郊外の小さな町・ヴィルタヌーズにある1970年代から続く由緒正しきスタジオでレコーディングされた、ふくよかで生々しい本物のサウンドに、嘘偽りのない「声」に、ぜひじっくりと耳を傾けてほしい。

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