「A Change Is Gonna Come」のカバー動画がYouTubeで約2000万回再生されるなど、クラシック・ソウルシンガーとして極めて高い評価を得るミズーリ州ファーガソン出身のBrian Owens(ブライアン・オウエンズ)。ここ日本においても、現在アメリカで活躍する日本人シンガーNao Yoshiokaとの共作や、Blue Note Tokyoでの単独公演を実現させ高い人気を得ている彼の最新作『Love Came Down』が2019年7月17日にリリースされることが決定した。

 

 

Marvin GayeやRaphael Saadiqの再来を思わせる本格派シンガーとして、クラシック・ソウルの真髄を追求し続けるBrian Owensは、2012年にデビューアルバム『Moods & Messages』、2014年3月にはMarvin Gayeに捧げるトリビュート盤『You’re All I Need – Brian Owens Sings Marvin Gaye』をリリース。更にNao Yoshiokaのデビューアルバム『The Light』からシングルカットされ、テレビCMのタイアップ曲にもなった”Spend My Life”をはじめとした数々の楽曲提供・レコーディングに加え、歴史あるヴェニューBlue Note Tokyoで熱いパフォーマンスを披露しフロアを熱狂させるなど、ここ日本においても人気を集めている。

 

 

 

その後も制作ペースは落ちることなく、『PREACH! The Soundtrack』『Beautiful Day』の2枚をリリースすると、その柔軟でしなやかなヴォーカルはもちろんのこと、ホーンやストリングスを伴った作品全体の上質なアレンジでも高い評価を受け、あのAOR界の大御所・Michael McDonaldも絶賛の声を寄せている。そのBrian Owensが今回リリースするのが最新作『Love Came Down』だ。

 

 

本作は、Norah JonesのA&RやGregory Porterのプロデュースを務めた経験もあるBrian BacchusとBrian Owensの共同プロデュースで制作。全編生音にこだわり、ローズやオルガンにストリングスも生音で収録し、温かくオーガニックなバンドサウンドが実現した。持ち前のクラシカルなソウルマナーに則って魂の底から発せられる歌声がそのサウンドに更なる熱量を加え、ソウルミュージックの黄金時代を思い起こさせる作品に仕上がっている。

また今回のアルバムでは、Brianが設立した非営利団体「LIFE Arts」が関係していることも大きな注目点。この団体はアートを通した未来のリーダー育成を目指しており、本作においても12~28歳のアーティスト6名がBrianが選出したグラミー賞受賞チームから直接指導を受けながらチームの一員としてA&R、作詞、制作などに関与しています。音楽から受けた恩恵を音楽を通して次の世代へと返していく、Brian Owensの音楽愛の深さとこだわりが随所に現れた名作の誕生だ。

 

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