Tower of PowerやIncognitoなどに通じるエネルギッシュなファンク/アシッドジャズ・サウンドで人気のオランダのバンドTristan(トリスタン)。Incognito総帥・Blueyが「オランダ最高のソウル/ジャズに違いない」と太鼓判を押す彼らが最高傑作と胸を張る5thアルバム『The Spice of Five』が2019年6月5日に発売されることが決定した。

 

 

Tristanは、紅一点のヴォーカル Evelyn Kallansee、 作曲家/プロデューサーとして世界的にも活躍するキーボードのCoen Molenaar、2ndアルバムから同バンドに参加しているギターのGuy Nikkels 、ミックスも手がける多才なベーシストFrans Vollink、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで教鞭もとるドラムのSebastiaan Cornelissen の5人から構成され、それぞれがヨーロッパのポップス/ジャズシーンで活躍するプロ集団。

デビューアルバム『Full Power』から英国ソウルチャートで1位を獲得し、3rd『Lifestyle』はBBCをはじめ各メディアがピックアップし、Blues & Soul Magazineなどから賞も受賞。その後活動エリアも広げ、日本、フランス、ポーランド、イギリス、ドイツ、ルーマニアなどを含む大規模ツアーも敢行した。

 

 

そんな彼らがリリースする最新作『The Spice of Five』は、持ち前の熟練したテクニックと音楽愛を堪能できる生演奏にこだわった作品。しかし前作までの隙のない完成されたサウンドに対して、今作では「シワを伸ばさず想定外をそのまま楽しんだ」と本人たちが語るように、より彼らの生の部分を感じられる作品となっている。

 

 

そのため、収録楽曲達のテーマも実生活に根付いたもの。メンバーが幼少期に好きだったことをテーマにした“1985”、パブで飲んでいる時にギターのGuyが発した「ごめん、バンにジャケット忘れてきた」というセリフをそのままタイトルに冠した“I Left My Jacket in the Van”などユニークな楽曲が並んでいる。Tower of PowerやSnarky Puppy、Incognito、Brand New Heaviesなど、タイトでダイナミックなサウンドが魅力のバンドに匹敵するエネルギーに加え、上質な楽曲・アレンジを武器に、更なる高みを目指して走り続けるTristan。彼らの自信作『The Spice of Five』をぜひチェックしてほしい。

 

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