Tower of PowerやIncognitoなどに通じるエネルギッシュなファンク/アシッドジャズ・サウンドで人気のバンドTristan(トリスタン)。Incognito総帥・Blueyが「オランダ最高のソウル/ジャズに違いない」と太鼓判を押す彼らが最高傑作と胸を張る5thアルバム『The Spice of Five』が本日リリースされた。

 

 

紅一点のヴォーカル Evelyn Kallansee、 作曲家/プロデューサーとして世界的にも活躍するキーボードのCoen Molenaar、2ndアルバムから同バンドに参加しているギターのGuy Nikkels 、ミックスも手がける多才なベーシストFrans Vollink、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで教鞭もとるドラムのSebastiaan Cornelissen の5人から構成され、それぞれがヨーロッパのポップス/ジャズシーンで活躍する彼ら。

デビューアルバム『Full Power』から英国ソウルチャートで1位を獲得し、3rd『Lifestyle』はBBCをはじめ各メディアがピックアップし、Blues & Soul Magazineなどから賞も受賞。これにより活動エリアはより広がり、日本、フランス、ポーランド、イギリス、ドイツ、ルーマニアなどを含む大規模ツアーも敢行した。このツアーを通してその熟練されたテクニックで魅せるスケールが大きく余裕のあるライブパフォーマンスも絶大な評価を受け、ライブ盤『Live in Concert』もリリースした。

 



 

そんな彼らの最新作『The Spice of Five』は、「シワを伸ばさず想定外をそのまま楽しんだ」と本人たちが語るように、熟練されたテクニックと高い完成度はそのままにより温かみを感じる作品に仕上がっている。収録楽曲達のテーマも実生活に根付いたもので、メンバーが幼少期に好きだったことをテーマにした“1985”、パブで飲んでいる時にギターのGuyが発した「ごめん、バンにジャケット忘れてきた」というセリフをそのままタイトルに冠した“I Left My Jacket in the Van”などユニークな楽曲が並んでいる。

Tower of PowerやSnarky Puppy、Incognito、Brand New Heaviesなどタイトでダイナミックなサウンドが魅力のバンドに匹敵するエネルギーに加え、上質な楽曲・アレンジを武器に、彼らは更なる高みを目指して走り続ける。

 

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