ニューヨークから登場した新世代バンドMad Sattaの紅一点となるリード・シンガーJoanna Teters(ジョアンナ・ティターズ)。彼女が初のソロ作『Warmer When It Rains』を本日6月27日に全国発売した。

Joanna TetersがヴォーカリストをつとめていたMad Sattaは、ジャズの影響を感じさせるR&Bやネオソウルを独自のスムーズでヒッピーなサウンドに乗せ展開するサウンドで、今日のミュージック・シーンに大きな衝撃を与えた人気バンド。MoonchildやHiatus Kaiyoteといった現代のソウル・シーンをリードするアーティストたちの文脈においても語られていた彼らの中においても、Joannaの深く煙るような歌声はひときわ輝きを放っており高く評価を受けた。

 

 

その最大の魅力であるハスキーな歌声を武器に、憧れのBob Marley、Aretha Franklin、Amy Winehouse、Sly Stoneなどのスタイルから学んだという唱法で完成させたヴォーカルを最大限に発揮したのが今回リリースする『Warmer When It Rains』だ。

本作では自身でソングライティングを手がけ、プロデューサーとしてDrew Ofthe Drew、Mad SattaのベーシストCartoonsを迎え、他のMad Sattaメンバーらも全面的にサポート。何年にも渡って書き溜め、ライブで完成度を高めた数々の楽曲は、ジャズ/ソウル色が強かったMad Satta時代の楽曲に比べてよりR&Bに傾倒したサウンドに仕上がっている。

 

 

オープニングを飾る”Ride with You”は、ミドル・テンポのスムースかつファンキーな一曲で、瞬く間に世界観を創り上げるJoannaらしいスモーキーな歌声が印象的なナンバー。続く”Through the Night”では、華やかなダンスフロアを彷彿とさせる煌めくような世界観が展開される。そのほか、トロピカルで妖艶な熱帯夜を思わせる”Supreme”、まるで日曜日の朝のような心地良いムードに包まれた60’sサウンド全開の”So Easy to Love”など、バラエティ豊かな全11曲がアーティスト・Joannna Tetersの魅力を余すところなく伝えてくれる。

その天性の歌声と音楽センスで注目を集めるJoanna Tetersのさらなる活躍を期待せざるを得ない初のソロ作、ぜひ堪能してほしい。

 

>オフィシャルショップでチェックする