カナダのウィンザーを拠点とするシンガー/プロデューサーのDatsunn(ダッサン)。ソウルやファンクを土台にしたクラシカルなヒップホップ的トラックメイクと柔らかで豊かな歌声を持つ彼のデビュー作『Familiar Faces』が、ボーナストラックを加えた日本限定盤として2019年1月16日にSWEET SOUL RECORDSからリリースされることが決定した。

Datsunnは、カナダのウィンザーを拠点とするシンガー/プロデューサー。Roy AyersやLewis Taylor、J Dillaや9th Wonderといったアーティストから影響を受けたという彼は、ウィンザーでフォークやポップ、ファンクなどをベースに自身の音楽を磨き、カナダを飛び出し世界へと活躍の場を移していく。この過程で世界中の音楽と直接ふれあいながらミュージシャンとして大きく成長を遂げ、ハイセンスな音楽的感性とテクニックが形成されていった。それ以降も音楽制作に対する彼の情熱は増すばかりで、自身の表現方法をより一層ハイレベルにすべく日々制作を続けているという。

 

 

そんな彼のデビュー作『Familiar Faces』は、先進性の中にも友人たちと作り上げたという温かさも感じさせる作品。オープニング・トラック“Film 68”や本編のラストを飾る“Beautiful Land”など、Datsunnによるソロワークでは思わず体が動いてしまうダンサブルなグルーヴに満ちたトラック・メイク・センスを見せてくれる。さらに彼の友人でもあるアーティストたちとのコラボレーション楽曲では、その卓越したプロデュース能力を感じさせる。“Extra Love”ではデトロイトのMC・Munchが参加。DatsunnのダンサブルなビートがMunchのラップによりさらにドライブ感を増した1曲に仕上がっている。そのほかにもAnderson .Paakのようなシャギーな歌声を持つOmar AragonesやZillie Holiday、Saint Amourなどそれぞれ色の異なるアーティストたちを見事に活かしきり、一つの作品として高い完成度に仕上げている。

 

 

まだまだ無名だからこそできる熱量の高いアルバム『Familiar Faces』はデビュー作にして圧倒的完成度を誇っている。ドライブやクラブなど、様々なシチュエーションにおいてその場を一層彩るマスターピースとなる1枚が誕生した。

 

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