世界的に高い人気を持つバンドHiatus Kaiyoteに続く男女混成フューチャー・ソウル・バンド、Leisure Centre(レジャー・センター)。AuDré、The Cactus Channel、Saskwatchなどメルボルンの人気ユニット/バンドのメンバーが集結したスーパー・バンドである彼らにとって、初となるフル・アルバム『Mind Full』が2018年9月5日(水)にSWEET SOUL RECORDSからリリースされることが決定した。

 

 

古くはAC/DCから、最近ではSia、Chet Faker、Hiatus Kaiyoteなどユニークなアーティストを輩出する隠れた音楽大国オーストラリア。そのオーストラリアはメルボルンから登場した男女混成フューチャー・ソウル・バンド、Leisure Centre(レジャー・センター)。彼らのリーダーであるHugh Robinoviciは、ドラマー/シンガー/コンポーザーも務め、女性ヴォーカルのAudrey Powneは日本でもデビューを飾ったディスコ/ブギー・デュオのAuDréとしても活躍。その他にもSaskwatchのベーシスト、The Cactus Channelのギタリストなども参加し、まさにメルボルンで有名なアーティストたちが結集したスーパー・バンドだ。

 

 

彼らが「The Do Yo Thangs」名義で2016年にリリースしたEP『One Plus One』からさらにディープに、エレクトロ感も増した新作『Mind Full』にボーナストラックを3曲追加した日本仕様特別盤が2018年9月5日(水)に日本で発売される。iPhone の音楽制作アプリ「GarageBand」を使って曲の原型を作り、バンドメンバーと共にバンドサウンドに仕上げていくスタイルが生み出す、ローファイな質感とハイファイなデジタルサウンドが融合したフューチャー・ソウルが、たっぷり14曲収録されている。

ミニマルなビートが織りなすタイトルトラック“Mind Full”から90sの空気感を感じるダンスナンバー“Sucka”まで、バンドの代名詞的サウンドの808キックドラムや幾重にも重なり合ったシンセサイザー、揺らいだビート、タイトなヴォーカルハーモニー、さらにはニュージャックスイング感といったバンドのヴァラエティに富んだ実験的な要素を楽しめる。

 

 

実際にファンであり交流もあるというHiatus Kaiyote直系的なサウンドから、KINGのような雰囲気を漂わせたり、90sの香りを纏いながらもThe Internetをも思わせる楽曲まで、極めて高い音楽的素養を感じさせる彼ら。かつてのHiatus Kaiyoteのようにオーストラリアを飛び出して世界が彼らの音楽を耳にする日もきっと遠くはないだろう。時代を経ても色褪せることのない輝きを纏うであろうLeisure Centreが次に生み出す音楽に期待だ。

 

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