Jay-Zが運営する音楽ストリーミングサービス〈TIDAL〉で今後の活躍が見込まれるアーティストを紹介する「TIDAL Rising」に選出されたシンガー/ソングライター、Olu Bliss(オルー・ブリス)。彼のアルバム『Traveling Bliss』が本日全国発売された。

ナイジェリアのラゴス出身でビジネスマンにして起業家の父親と銀行のファンドマネージャーとして働いていた母親のもとで生まれ育ったOlu。クリスチャンの家庭だったこともあり多くのクリスチャン・ミュージックを聴いていたが、両親がボブ・マーリーやマイケル・ジャクソンなど世俗の音楽を聴かせくれたおかげもあって、そうした中から自分に合う音楽を見つけていったという。

 

 

そんな彼が初めて作品を発表したのは2011年。『En Contraste』というEPが彼の公式デビュー作だ。その後、長いブランクを経てシングル・リリースを挿んで出したのが、今回日本盤としてリリースされるアルバムのベースとなったEP『Traveling Bliss』である。そこにTIDALでプッシュされた『Traveling Bliss Remixes』からの音源などを追加したのが今回発売された本作だ。

収録されているのは古き良き懐かしい響きの陽気なミディアム・アップ“Norm Life”をはじめ、未知の世界へと飛び込む挑戦をアコースティック・ギターに乗せてソウルフルに歌い上げる“Dive In”、恋という心の旅を描いたグルーヴィーかつエモーショナルな“747″、日本人プロデューサー・3ToSとのコラボレーションナンバー “Elliptical Carousel”など、バラエティに富んだ内容。

 


「『Traveling Bliss』の制作は、僕とリスナーのための「場」を創ったにすぎないんだ。まだ披露してないけど、歌いたい物語はもっとたくさんある」と語るOlu Bliss。彼がこれから世界を舞台に何を見て何を感じ、どのような新たな物語を生み出すのか注目だ。

 

>オフィシャルショップでチェック